今年4月6日、米国のトランプ大統領と中国の習近平主席が初めて会談しました。トランプ大統領はそれまで中国に対して安価な中国の製品が米国の雇用を奪っているとか、為替操作国だとか攻撃的でしたが、北朝鮮問題もあって、より現実的な動きを取っていると思われます。
モノの貿易高だけで60兆円を超えれる世界1位と2位の経済大国の関係が本当にヒビが入れば、両国だけではなく世界全体に大きな影響を与えます。減速しているとはいえ、直近1-3月期の中国のGDP成長率は6.9%と予想よりも上回りました。
ではトランプ大統領の圧力が中国経済の変革を加速させることになる可能性が出てきたとして、Part.1で「世界の工場」をシリコンバレーに、イノベーションは深圳で生まれる、Part.2で過剰生産、環境、格差…、宿年の課題、解決に追い風となる、Part.3真の経済大国になれるか、為替操作国の認定はむしろ元の国際化を促すかもしれないとしています。
中国は今、停滞を脱すべく様々な革新に取り組んでおり、深圳の中国版シリコンバレーには世界をリードしそうなベンチャー企業群が芽吹き始め、粗悪な鋼材「地条鋼」一掃や環境問題への取り組み、一帯一路構想による内陸都市開発、不動産バブルのソフトランディング、元の国際化など着実に前進しています。
内陸部の都市化がすすみ、インバウンド訪日中国人観光客が益々増加するのも納得です。
漢和学館も躍進する中国の動きを睨みながら、インバウンドの現場スタッフ向けの研修や中国人向けマナー研修にもっと力を入れていく予定です。今後とも、応援を宜しくお願いします。